暮らし日記

 日々の生活の備忘録として

静かに溺れるとは

今年の夏休みは、

水の事故のニュースが多くありました。





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ずいぶん前の話ですが、

プールでヒヤリとした経験があります。


それは、子供が通っていたスイミングスクールでのこと。


二階観覧席で見学していた時、 


すぐ真下では幼稚園児のスイミング教室が始まっていました。


プールは幼児には深いので、浅くするための台が底に沈められます。


子供達はヘルパーという腰に付ける浮きをつけて、

プールのヘリから1人1人コーチの所に飛び込んでいきます。


(もっと小さい子には肩にもヘルパーを付けますが、この時は腰のみ。)




1人ずつ飛び込んで、コーチの後ろで待機です。


すると、その待機中の1人が

深い方へ足を踏み外しました。


ヘルパー付けてるから大丈夫と思いきや、

浮いてきません。

水の中で手足をバタバタ動かしてるのが見えました。


私はたまたま目について

溺れてる!知らせないと!と、立ち上がったところで


コーチが振り向き、気づいて腕を引っ張り上げました。


時間は10秒もなかったかもしれませんが

見ている私は長く感じました。


子供はゲボゲボと咳き込んでましたが、

大丈夫だったみたいです。


その時、周りに何人か見学者はいたのですが、 

私以外は誰も見ておらず。



一瞬だったので溺れていたと言えるのかは

わかりません。


子供は静かに溺れる とはこういうことかと

思いました。




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実は私も昔、スイミングに通ったことがあります。

期間は半年ほど。 


一応下手でも泳げるのですが、

体力強化のためとクロールが出来るようになりたかったからです。


でも通い始めたプールは大きな大会も出来るプールで、水深が1.5mと深め。


泳いでる途中で足をつこうとしたら身長低めの私は頭が半分沈むのです。


これが初心者には怖くて、


更に二つしかない水深浅めのレーンはいつも人だらけで、


結局続かず


水着もしまいこんだまま😓