暮らし日記

 日々の生活の備忘録として

栗を食べると思い出す

私は子供の頃から栗が大好きです。


祖父母の家の裏山に大きな栗の木があり、 

毎年大量の栗をもらいました。




栗ご飯も美味しいですが、

私は茹でただけの栗が一番好きです。


大きなお鍋に栗と塩を入れて茹でる。


茹で上がりの栗はホクホクでとっても美味しかったです。


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私の実家の、栗の食べ方はワイルド❣️


栗の真ん中を歯で2つにバキっ!と割り、

スプーンですくって食べる。


たぶん、山に住んでた祖父母の影響だと思います。



大人になってからは、さすがに歯で割るのはやめて😅


包丁で2つに切って、スプーンですくって食べてました。


こんな感じ

(写真お借りしました)

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栗といえば、私の子供の頃のエピソードが一つ。 


忘れもしない、私の小2の秋の遠足の時のこと。


母が、お弁当、おやつと一緒に

茹でた栗とスプーンを入れたビニール袋を渡してきました。


「先生と一緒に食べなさい」とスプーンは2本。



いやいやいやいやいや

遠足で栗食べてる子なんていないよと何度も言いましたが、


母は持って行きなさいと私のリュックにねじ込んできました。



拒否する選択権は当時の私にはなかったんです。



遠足に行く道中も、遊んでる時も、

栗をどうしよう、どうしようと気になって気になって楽しめません



まさか、みんなの前で歯でバキっと割って食べれないよーって。




お弁当の時間は一応、先生の近くに座りました。

ドキドキ、ドキドキ


でも、栗は出せません。

もし出したら、先生に栗の食べ方をレクチャー

しないといけないですから。


どうしたかというと


結局、持って帰りました。


すごい罪悪感が当時の私にはありました。





🌰🌰🌰





それから20年後、 

実家で栗を食べながら、その話を家族にしました。


あの時の遠足は全然楽しめなかったよー^_^と。


初めて話を聞いた父は

ええっ?‥‥とドン引き


妹は、

それはないわ、かわいそーと、同情されました。


肝心の母はその出来事をすっかり忘れてるという‥‥




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栗は大好きだけど、


毎年、栗を見ると必ず思い出す、私の思い出です。