完璧な家事
こたつに入って、ケーキと紅茶を用意して、読書という、まったりとした一日☺️
今日読んだのは
近藤史恵さんの『間の悪いスフレ』
西島秀俊さんのドラマ『シェフは名探偵』の原作本の
続編です。
本に登場するビストロ・パ・マルのお料理の描写は本当に美味しそうで、
田舎に住む私は
ドラマ中に出てくるようなお店に
一度行ってみた〜いと妄想
♡♡♡♡♡
近藤史恵さんの小説の中には
『女性の生きづらさ』のようなものを
いつも少しだけ忍びこませています。
この本でもまた、、、
ある兄弟がビストロに来店
料理上手だった母が、急に料理下手になって
父と離婚してしまったと嘆くのですが
兄弟の母親には大きな理由がある、、、という内容。
ネタバレになります。↓
その原因とは、息子が友人宅でいただいた夕飯を
家に帰ってから批判したから。
「まずい物が出てきてびっくりした、
よその家ではあんな物食べてるんだね」
ちなみに夕飯はクリームシチュー
モラハラの夫がいたこともあり
料理人だった女性は料理に手をかけ、部屋を整えて、
生活してきました。
家事を完璧にしてきたのは
他の家のことを馬鹿にする子どもを作る為だった?
不充分な家事を嘲笑したり、
パートナーが家事を完璧にこなすのが
当たり前だと思う人間に、息子をしてしまったと
今までの自分がやってきたことと、
結婚に幻想を抱いていたことを後悔する
本には全部で7つの短編が収まっています。
全てビストロのお話
♡♡♡♡♡
やっぱり、、、
料理に限らず、家事なんてものは
無理せず、ちょっと手を抜くぐらいでやるくらいが
ちょうどいいんだよ!😊
と、考えながら
チョコレートケーキを
ちょっとずつ、ちょっとずつ、食べ進める私
ごちそうさまでした^_^