暮らし日記

 日々の生活の備忘録として

それでも食べて生きてゆく 

毎月二回、図書館に本を借りに行きます。


今回選んだのは

「それでも食べて生きてゆく   大平一枝」です。



最初、表紙だけを見て、台所の収納や暮らしのエッセイと思って手にとりましたが、


ページをめくり、

「はじめに」の続きの文章にドキリとしました。


〝何も失ってない人などいない。

 みな何かを喪失し、それでも立ち上がり

 今日もごはんを作っている〟



本当にそのとおりだと思いました。


どんなにしんどくても、つらいことがあっても

食べなければいけないし、

食べさせなければいけないし。


泣きながらご飯作りをしたことが

一度やニ度は誰でもありますよね。


本ではそんな

台所にまつわる物語を、実際のインタビューを通して

大平一枝さんが綴っています。


大平さんの読みやすい文章の合間には

実際の台所の写真も添えられています。



食事をとるのもつらいことがある一方で、

食事をとることで力が湧く時もあります。


毎日の食事作りは大変ですが

家族の為、自分の為に

もうちょっと頑張ってみようかな

いやいや、

頑張りすぎはよくないよ と思いながら

読んでいます。